パティシエ 平井豊

隆勝堂のケーキは、食べやすさ、優しさ、柔らかさ
誰もが抱くようなケーキのイメージのど真ん中にいると思うんです

地元は八女市のお隣の筑後市です。もちろん、幼いころから「近所のケーキ屋さん」と言って、真っ先に名前が上がるのは、隆勝堂でした。 まさか、今、その隆勝堂でケーキを作っているなんて不思議です。

隆勝堂 パティシエ 平井豊

プロフィール

今は洋菓子部門の統括をしています。

隆勝堂に入ったのは2013年と、そんなに月日は経っていないのですが、パティシエ歴は20年を超えます。

大阪の辻製菓専門学校を出て東京のケーキ屋に就職。

何軒も渡り歩いて27歳で福岡に戻り、太宰府にあった洋菓子店で10年働きました。

隆勝堂八女本店ケーキショーケース

私が思う隆勝堂のケーキ

入社して思ったのは、隆勝堂のケーキって、昔ながらのケーキなんです。

食べやすさ、優しさ、柔らかさ

誰もが抱くようなケーキのイメージのど真ん中にいると思うんです。

隆勝堂のデコレーションケーキ

キラリと光るお菓子づくりを

隆勝堂に入社して長年経ちます。
伝統のある会社にもかかわらず、ケーキ作りは自由にさせてもらっていますが、伝統的な良さは、引き継いでいきたいと思っています。そして同時に、新しい伝統の洋菓子を作っていこうと挑んでいます。

時代は変わっていきます。

トレンドも変わります。

八女という地方に拠点を持ちながらも、今の時代にキラリと光るようなお菓子を世に送り出したいと日々、新作に思いを巡らせています。

モンブランを作る平井

やりがいのある素晴らしい仕事

やはり僕はお菓子が大好きですから。
忙しい洋菓子職人の毎日も苦にならないです。
修行時代から良く言われたことですが、ケーキはお祝いの席でしか食されないものなんです。

楽しい時に食べるものなんです。

そんな喜びのお手伝いができる仕事ができて幸せだと感じているんです。

パティシエって、すばらしい職業だと思います。
だから、「お菓子が大好きだ」と声を大にして言える人たちと、新しい隆勝堂の歴史を築いていきたいです。